2004年 12月 24日
大人になっても、ドラえもん。
日本に激震が走った「ドラえもん 来春、主要声優陣5名が降板」のニュース。1979年の放映開始時から観ていたドラえもん世代のワタシには、とても寂しく残念でしようがないニュースだった。
最近もマンガ「ドラえもん」(てんとう虫コミックス第6巻)を買ったばかり。「てんとう虫コミックスの6巻」といえば、この「さようなら、ドラえもん」が収録されていることで有名だ。数あるお話の中で「さようなら、ドラえもん」は最も感動的なお話といっていい。 タイトルから想像がつくかもしれないが、「さようなら、ドラえもん」では、のび太とドラえもんがお別れすることになる。ドラえもんが未来に帰らなくてはならなくなったのだ。のび太はそれまで、困ったことがあるとすぐドラえもんに頼る、他力本願な非常に情けない少年だった。 だがこのお話の中で、のび太はドラえもんの助けから自立することを決心し、それをドラえもんに力強く示す。「さようなら、ドラえもん」は二人の別れの物語であるとともに、のび太の成長の物語でもある。 漫画作品の中で、これほどまでに切なく、そして優しく、かつ喜ばしい別れのさまを、ワタシは他に知らない。読み返してみると、実はたったの10ページしかない。しかしそんな短い話とは思えないほど、この中にドラえもんとのび太の友情、信頼がたっぷり詰まっているのだ。 書いているだけで、思い出し泣きしそうだ。
by ka-mura
| 2004-12-24 01:36
| 黄金のオススメ
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世界という名のパレットの中で、一人ひとりの色が溶け合う。そこで強く主張できる自分だけの色を創り、みな生きている。いろんな色の毎日だから、アナタのココロに問いかける。今日のあなたは何色ですか?
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